8GPUマザー Colorful C.B250A-BTC PLUS V20 を試す! 前編

マイナーの間ではNiceHashがハッキングされGOXしたというニュースでもちきりですね。私はあまりNHを使わないので被害はありませんでしたが、払い出し先であるNHウォレットに置いていた方はそれなりの被害があったようですね。

NiceHashMinerを使っていたWindowsユーザーは直掘りを強いられる状況になってしまい、「直掘りならethOSにするか」という流れなのか、3日ほど前からブログアクセスが急に伸びています。GOXという、きっかけとしては決して喜ばしいものではありませんが、少しでも当ブログがお役に立てれば幸いです。

さて以前にマイナー太郎さんのブログを拝見して久々にときめいた製品がありました、それは「規格外!曲者マイニングマザー!?」の記事です。

この製品の大きな特徴は、ライザーカードが不要なのです。それはまさにストレスからの解放を意味します。構築から運用までその低い品質でマイナーを苦しめるライザーカード。もちろん私も苦しめられた一人であります。

構成パーツを極力減らすことは安定運用の基本です。ライザーカードを廃した上で、8枚もGPUが載せられれば十分なスペックです。

マイナー太郎さんとお話しして色々と情報を頂けたのもあり、ちょうどGTXのリグを組むつもりだったので、このマザーで組んでみることにしました!

マザーはツクモのネットショップで購入しました。サイトに「※対応の電源、組立方法など技術的なご質問にはお答えいたしかねます。」と注記してあります。それだけ尖った製品ということですね(笑) ちなみに先日大須のツクモに行ったら店頭販売されていました。

商品はこちら!プチプチでくるんだだけのバルクです。

ASRockの変態マザーと比較すると。。。とにかく長いです(笑)

マザーの端には「12V_PCIE_IN1」から「12V_PCIE_IN8」までPCI-E 6pinのコネクタがずらり。電源の入力は本当にこれだけのようです。

長辺側には「12V_PCIE_OUT1」から「12V_PCIE_OUT8」が。ここからGPUの補助電源へ給電します。

USB2.0 × 2ポート、HDMIポート、LANポートが用意されています。

CPUソケットはLGA1151なのでいつものヤツですね。メモリはノート用のDDR4 S.O.DIMMです。SATAポートが1つついています。

基本的なスペックが分かったところで、とりあえずCPUとメモリをセット。

念のため、購入したCPUとメモリです。

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そしてこのマザーを動かすのに最初につまづくポイントがこちら!

CPUの給電です。画像左側の赤丸から右側の赤丸に、ATX12V 4pinのオス-オスケーブルで接続しないといけません。マイナー太郎さんの記事にもありましたが、更にマザーの端から端までケーブルを渡さないといけないので、最低でも60cmは必要です。とにかくこれがどこにも売っていないのです。希に売っているところもあったのですが30cmくらいのものしかありません。なぜこんな作りにするのか。。。

ショップのパーツコーナーで途方に暮れていたところ、ふと目にとまったものが。

オス-メスの延長ケーブル30cmです。「オス-メスはどこにでもあるんだよなぁ。。。はっ!2つ買ってメス側を切ってケーブルを繋げればいけるんじゃない?」

ということで自作しました!(同じことをなさる場合はくれぐれも自己責任でお願いします)

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うん、長さもちょうどいいですね!

 

さぁあとは電源をどうするか、なのですが、マザーへの給電はPCI-E 6pinしかないので、これも以前から気になっていたParallel Minerの電源を購入しました!

Parallel Minerの情報といえばいつもお世話になっているhyperbananaさんのブログに集約されているといっても過言ではありません。お陰さまで安心して購入することができました!

GPUが8枚なので、1000W以上は欲しいところです。見たところ100Vで動く電源は多くはないようです。その中でお値打ちな750W電源を2つ購入することにしました。

電源にPCI-E 8(6+2)pinは付属していますが、このマザーは別途GPUの給電にもケーブルが必要なので、追加で購入。8本あればいいのですが、念のためちょっと多めに購入しました。

電源ケーブルは付属しないようなので、これも追加で購入

全部で$265でした。ちょっと送料がお高いですね。。。

BTCの送金手数料が高い時期だったのでETHで支払いました。ここでちょっと問題があって、ETHで支払うと、仕組み上注文がキャンセルされてしまうようで、Parallel Minerのサポートとやりとりが発生します。

なので仮想通貨で支払うならBTCが無難です。(後日別の注文でBTC払いでは問題なく注文できました)

購入後、一週間ほどで到着しました。いざ電源投入!というところで、長くなってしまったので続きは次回にします。。。