仮想通貨DOP 上場!まさかの価格低迷と将来性について

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DOP上場おめでとうございます!

去年の8月からずっと追いかけてきて、ついに大きな節目を迎えました!

しかし、世界中の投資家が期待を寄せていたDOPですが、上場前に予期せぬトラブルが発生しましたね。。。

上場して一週間が経ちましたが、まだ不安を抱えているホルダーさんも多いのではないでしょうか?

当記事では、上場前に何が起こったのか、想定外のスタートからどうリカバリーしていくのか、公式のメッセージをもとに徹底解説していきます!

新規でDOPを買おうか迷っている方にも参考になると思いますので、ぜひ最後までご覧ください!

 

※DOPの基本的な情報については以下の記事をご覧ください。

仮想通貨DOPの記事のアイキャッチ画像

仮想通貨DOP 上場データ

見出し「仮想通貨DOP 上場データ」のイメージ画像。チャート画面をみながらスマホで売買する様子。
  • 上場日:2024年7月5日(金) 日本時間17:00
  • 上場開始価格(Bybit):0.001$(0.16円)
  • 上場日最高値(Bybit):0.039$(6.24円)
  • 上場日最安値(Bybit):0.012$(1.92円)

 

Bybitをはじめ、以下の大手取引所7ヶ所へ同時上場を果たしました。

  • Bybit
  • KuCoin
  • MEXC
  • Bitfinex
  • Gate.io
  • BingX
  • WhiteBIT

 

その後、追加で以下の3ヶ所へ上場しています。

  • HTX
  • Bitrue
  • Bitmart

 

※上記はすべて2024年7月12日現在のデータです

 

上場後、大方の予想を裏切り、かなりの売りが出て、一時プライベートセール最安の1.5円を割り込む場面もありました。

その後は順調に回復し、現在は3円近くまで上がっています

仮想通貨DOP 価格低迷の原因

見出し「仮想通貨DOP 価格低迷の原因」のイメージ画像。DOP公式サイトのブログアイキャッチ。

ではなぜ価格が下がってしまったのでしょうか?

DOP公式が発信したメッセージにすべてが記されています。

公式ブログ:DOPコミュニティの皆さまへ

 

現状を真摯に受け止めていて、私はとても好感を持ちました!

ここではいくつか抜粋、要約して掲載しますが、不安を抱えているホルダーさんはぜひ全文を読まれることをオススメします!(ブラウザの翻訳機能で十分に理解できます)

ローンチを理解する:何が起こったか?

世界で2番目に大きい取引所であり、主要な上場パートナーであるBybitが預金を開始したときにのみトークンをリリースしました。

残念なことに、同時に、ユーザーが100,000 USDTとDOPトークンでUniswapプールを作成し、実質的にロングポジションを開きました。

これにより、一部の暗号通貨ユーザーは、このプールを通じてエアドロップされたトークンの一部をすぐに清算し、価格が予想よりも低い状態で始まりました。

明確に申し上げますと、この Uniswap プールは DOP プロジェクトまたはその関連会社とは一切関係ありません。

まずは上場前に起こったことを時系列でまとめます。

DOPの上場をアナウンスするBybit公式のX (旧Twitter)ポスト画像
DOPの上場をアナウンスするBybit公式のX (旧Twitter)ポスト

・7月3日

X (旧Twitter)でBybitへの上場がアナウンスされる。

・7月4日 上場前日

DOPを自由に送金できるようになる。

何者かがUniswapでDOP/USDTを上場させ、エアドロップ売り勢が殺到

価格は予想よりも低い3〜4円で取引され始める

・7月5日 上場当日

Bybitに上場。

しかし前日の価格が意識され、エアドロップ売り勢の売り圧が大きく2円まで下落し、その後は同価格帯で推移。

 

という流れでした!

 

Uniswapは非中央集権型の取引所(DEX)で、コインチェックのような特定の企業が運営していない、ブロックチェーン上の取引所です。

流動性(売買するための通貨ペア)を持っていれば誰でも相場を立てることができます

公式のメッセージによると、「10万USDTを使って」DOPの売りを募集し、そのDOP/USDTを使って売買を始めたようです!

相場を立てた側は売買手数料がもらえる仕組みなので、話題性のあるDOPで手数料を稼ぐ狙いがあったのではないでしょうか。

UniswapのDOP/USDTチャート。Bybit上場前(7/4)に価格がついて取引されていたことを示している。
UniswapのDOP/USDTチャート。 Bybit上場前(7/4)に価格がついて取引されている。

この情報が出回り、しかも想定外の安値がついてしまったため、コミュニティ内ではかなり動揺が広がりました。

Bybit上場時は、前日の安値が意識され、地合いが悪かったのもあり、大きな売り圧に繋がってしまいました。

取引所開始価格

さまざまな取引所の上場価格は、取引所の裁量のみで決定されます。

各取引所はそれぞれの理由に基づいて異なる価格を設定し、それは私たちの責任ではありません。このことを理解していただくことは、私たちにとって非常に重要です。

また、開始価格には実質的な影響がないことも覚えておくことが重要です。その価格で購入できる人は誰もいません。これは、取引所が巨大な緑のろうそくで観客を引き付けるために作り出すマーケティングの視覚効果にすぎません。

開始価格は0.1セント のように見えましたが、その価格帯では実際の流動性はなく、価格はすぐに 4 セント近くまで急騰しました。

これが今回のトラブルの肝となります!

私も知らなかったのですが、開始価格は取引所が決めるのですね。

上場直後に価格が跳ね上がっているように見せるため、Bybitは開始価格を0.1セントに設定し、多くの参加者が購入したくなるような演出をしました。

 

プライベートセールでは、最終販売(テストネットユーザー向け)は8セント台だったので、最終組からすると、上場価格がまさかの80分の1から始まった、ということになります。

価格が上がらなかったことではなく、「プライベートセール最終価格は8セントだったのに、それよりも極端に低い価格で上場した」という事実に、ホルダーからすると裏切られたような見え方になってしまい、不満が爆発しました。

 

メッセージにあるとおり、DOP公式としても想定外の開始価格だったのではないでしょうか。

CoinMarketCapのDOPチャート
引用:CoinMarketCap DOPチャート

ただ、上場時のチャートと板を見ていた感じでは、公式のメッセージ通り、実際に0.01付近で取引された感じはなかったですね。

 

3〜4セントくらいから始まって、そこから下がっていった記憶があります。

上場日の市況

上場日は、マウントゴックスの発表、ドイツ政府の仮想通貨売却、FTX のアルトコイン清算の発表という 3 つの重大な出来事が市場に悪影響を与えたからです。

3つすべてが上場直前の同じ日に同時に発生しました。その結果、市場は大きな打撃を受け、ビットコインは 54,000 ドルを下回り、イーサリアムは 2,800 ドル前後で取引されました。

市場のタイミングは計ることができないため、上場は延期することなく予定どおりに進めることにしました。

これは本当に不運でしたね。。。

7月に入ってから下落相場が続いていて、市場全体がかなり冷え込んでいました

7/1からの、CoinGeckoの仮想通貨時価総額チャート。
引用:CoinGecko 時価総額チャート

市場からこれだけ資金が逃げている状況の中、「むしろDOPは頑張っている方」という意見も聞かれました。

仮想通貨DOP 今後の予定と将来性

経営陣の交代

こちらも上記の公式メッセージに記載されていた情報です。

マイク・コラル (元ビジネス開発責任者) の後任として、新しいプロジェクト ディレクターとしてアビダン・アビトブル氏を迎えることを嬉しく思います。

アビダンは、プロジェクトの開始から CoinMarketCap のトップ 50 にランクインするまでの推進に貢献した後、Kaspa から当社に加わりました。

不手際を認めてすぐに経営陣を交代させるのはさすがと思いました!

Web3企業として、組織体制が整っていることの表れですね。

アビダン氏はレイヤー1プロジェクトのKaspaを時価総額ランキング23位まで牽引した、確かな実績を持つマネージャーです。

DOPの価値、時価総額を上げてくれることに期待です!

ホルダー数の減少

EtherscanのDOPページ。ホルダー数をフォーカスしている。
引用:Etherscan Data Ownership Protocol

2024年7月12日時点では16.7万人と、上場前の37万人から20万人も減っています

これは将来性としてはむしろ好材料と考えています

ホールド力の弱いエアドロップ勢や上場売り抜け勢がDOPを手放した結果で、ガチホ組や様子見が残っている状況ですね。

CoinMarketCapのDOP直近チャート。
引用:CoinMarketCap DOP直近チャート

直近のチャートを見ても分かると思いますが、売り圧が減り、地固めしながら下値が少しずつ切り上がっていると思います。

ここからは新規投資家の参入を増やす、ホルダーからの買い増しで価格が上がっていくフェーズになるので、今後のニュースと実績に期待です!

第3四半期(7〜9月)の予定

DOP公式サイトの「計画」ページの2024.Q3。
引用:DOP公式サイト 「計画」

最も気になるのは「2つの主要なEVMへの導入」です!

EVM(Ethereum Virtual Machine)とはスマートコントラクトが実行できる環境、つまり他のチェーンやdAppsとの業務提携を意味します

EVM互換で大手のチェーンだと

  • BNBチェーン
  • トロン(TRX)
  • アバランチ(AVAX)
  • ポリゴン(MATIC)

あたりでしょうか。

dAppsではUniswapなどのDEXやDeFiプラットフォームですね。予定の中にDeFiも記載されているので、DeFiプラットフォームとの提携もありえるかもしれません。

いずれにしても、DOPは選択的透明性を付与する「機能」なので、他のチェーンやdAppsに使ってもらって初めて真価を発揮します

業務提携することで、そこのコミュニティからDOPへの新規参入が考えられるので、DOPの市場価値も高まると考えています!

また、第3四半期末となる9月には、韓国で開催されるKorea Blockchain Week、シンガポールで開催されるTOKEN2049に出展するので、そこでまた大きく認知を獲得することが考えられます!

第4四半期(10〜12月)の予定

DOP公式サイトの「計画」ページの2024.Q3。
引用:DOP公式サイト 「計画」

3Qに追加して、更に追加で3つのチェーンとの業務提携があるようです

確か去年のカンファレンスでトロンの創設者ジャスティン・サン氏との写真があったのと、Incentivのメイン開発はポリゴンメンバーなので、この2つは有力候補かなと思いますが、どうでしょうか?

 

そして注目は何といっても「Bitcoin.comとの統合完了」です!

個人的にはかなりインパクトが大きいと思っていまして、数百万人に上るユーザーのウォレットに組み込まれます!

使い慣れたウォレットで簡単に送金が暗号化できたらみんな使いますよね?

暗号化、復号化にはDOPが手数料として消費されるので、買い圧に大きく寄与すると考えています!

 

現時点ではメインネットが稼働しているとはいえ、DOPのコア機能である「選択的透明性」は、まだどこにも組み込まれていないのが現状です。

年末にかけて他のウォレットやチェーンに実装されていき、実際の評価を得られるのはこれからと考えています!楽しみですね!

ガチホしながらDOPを増やす方法

ここまでお読み頂き「よし、しばらくガチホしよう」と思った様子見の方や、DOPへ新規参入された方は、預けるだけでDOPを増やせるステーキングと、エアドロップへの参加をオススメします

どちらも簡単にできます。以下の記事で解説しているので、ぜひご利用ください!

ブログ「仮想通貨 DOP 上場間近!? ステーキング開始!」のアイキャッチ
仮想通貨DOP 上場時期確定エアドロップキャンペーンのアイキャッチ

エアドロップキャンペーンは現在第1弾で、2億3千万枚が配布されます。

配布時期は第4四半期です。キャンペーン終了時点で、2億3千万枚を獲得ポイントで割った数のDOPが配布されるそうです。

個人的な思いとして…

ブログ「仮想通貨DOP上場!まさかの価格低迷と将来性について」の見出し「個人的な思い」のイメージ画像。DOPイベントの受付にあったDOPののぼり。

上場前にもかかわらず100万人以上のX (旧Twitter)フォロワー、テストネット260万ユーザーという、異例の結果を残してきたDOP。

世界中が期待する中、様々な要因が絡み、価格が思ったように上がらなかったため、失望や不安の声が多く聞かれました。

海外の公式Telegramコミュニティを見ていたのですが、上場後の数日間は、失望したホルダーからの心ないメッセージが運営に向かって休みなく投げられていました。

そのメッセージ1つ1つに、公式の担当者さんが真摯に回答している姿を見て、胸が締めつけられる思いでした。

 

しかし、そんな殺伐としていたTelegramコミュニティの雰囲気が、あの公式メッセージ以降、少しずつ変わってきている気がします。

ここ2〜3日は運営に対する励ましや擁護の声、「DOPを信じている」などのメッセージが多く見られるようになりました。

DOPを1年近く見てきたのでよく分かりますが、上場の結果が良くなかったからといって投げ出すようなプロジェクトメンバーではありません。

もちろん、言葉だけでなく、行動で示していく必要がありますが、運営から今後の予定を聞く限りでは、コミュニティの信頼を取り戻すのも時間の問題かな、と感じています。

 

上場でここまで荒れたのも、これから始まる伝説の幕開けには相応しい、そんな気すらしています(笑)

仮想通貨DOP 上場まとめ

見出し「仮想通貨DOP 上場まとめ」のイメージ画像。

ということで、波乱の上場劇はいかがだったでしょうか?

私も色々と気持ちを吐き出したく、少し長くなってしまいました!

上場してから毎日のようにチャートを見て不安になっている方も多いと思いますが、大切なことなので最後にもう一度言います。

現時点ではメインネットが稼働しているとはいえ、DOPのコア機能である「選択的透明性」は、まだどこにも組み込まれていないのが現状です。

上場しただけで、まだ何も始まっていないのです。

お店を出しだだけで、商品を販売していないのです。

 

価格が上がらないのも当然じゃないですか?

 

皆さんはDOPの「選択的透明性」がブロックチェーンに浸透したらすごいことになるんじゃないか、世界が変わるのではないか、そう思ってDOPに投資なさったと思います!

上場してたったの数日で「DOPダメかもしれない」なんて思わないでください。

 

私は今後も変わらずDOPを信じて応援していきます!

まずは9月のカンファレンスを楽しみに、これからアナウンスされる情報を待ちましょう!

 

DOPホルダーのみなさん!これからもDOPを盛り上げていきましょう!

\DOP!DOP!/

12件のコメント

コメントありがとうございます!
お役に立てたようでしたら嬉しいです!
DOP盛り上げていきましょう!

大変わかりやすかったです!
DOPファンの一人として今後に期待しています☆

コメントありがとうございます!
私もとても期待しています!
同じDOPファンとして今後ともよろしくお願いします!

分かりやすくグッドタイミングなコメント!
ありがとう御座いますm(__)m

コメントありがとうございます!
最後に笑うのはガチホ組です!
今は信じて待ちましょう!

素晴らしい記事をありがとうございます!
信じてはいるのですが、心無いコメントを多く見ると不安が。。。
でも記事を拝読して少し落ち着きました。
これからも分かりやすい記事を書き続けてください!

コメントありがとうございます!
否定的なコメントも、皆さん同じで不安から出てしまうものだと思います!
DOPチームは必ず責任を果たしてくれると信じています!
またご不安になったらいつでも吐き出しにいらしてください!

いやぁ〜仰る通りだと思いました!
これからメインネット、実用化ゆ向けてDOPには期待してます!

コメントありがとうございます!
お役に立てたようでしたら嬉しいです!
9月のKBW2024、TOKEN2049で色々と発表があるようなので、楽しみに待ちましょう!

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