ethOSでBitcoin Gold(BTG)をマイニング(新アルゴリズム対応版)

暑いですね。。。自宅にリグを置いている皆さんは大丈夫でしょうか。お客さんのファームも室温が大変なことになっています。

まだ7月なのにこの気温では先が思いやられますね。ウチは1台も稼働していないので今は影響はないのですが、ときどきファンの音や排熱が恋しくなります(笑)

 

さて今日はサポートの関係でBitcoin Gold(BTG)のマイニングについて調査したので共有します!

以前はEquihash系のマイナーで普通に掘れていたのですが、先日、ASIC対策のためにマイニングアルゴリズムを変更するHF(ハードフォーク)を行ったため、既存の設定では掘れなくなりました。

以前のモネロの時もそうでしたが、こういう時にすぐ対応できるのがGPUのいいところですね。

 

ethOS公式に確認したところ、現状ではGTX系のみマイナーが対応しているようです。ということでRX系では残念ながら使えませんのでご注意ください。

まずはethOS1.3.1が前提になりますので、1.3.1未満の方はいつものアップデートコマンドsudo ethos-update && sleep 5 && rで1.3.1へアップデートしてください。

次に以下のコマンドを実行してBTG用のマイナーをインストールします。

$ sudo hotfix 1.3.1-newminers

これでewbf-equihashというマイナーがインストールされます。

ちなみに豆知識ですが、sudo ethos-readconf validminersコマンドを実行すると、使用可能なマイナーが一覧で表示されます。

 

次にlocal.confの設定ですが、flagsオプションが必要で、記述方法はflags --algo xx --pers xxになります。

xxの部分は「プールが提示しているように指定してね」との指示だったので、私が試したプールBTGPOOLには以下の通り指定が書いてありました。

ということでflagsオプションはflags --algo 144_5 --pers BgoldPoWに決定。Mining Pool Hubも見てみたのですが同じオプションでした。

これらの情報で組み立てたlocal.confがこちら!

globalminer ewbf-equihash
stratumproxy miner
flags --algo 144_5 --pers BgoldPoW
proxywallet BTCアドレス
proxypool1 asia.btgpool.pro:3857

maxgputempやglobalfanなど、その他オプションはお好みで。

採掘状況は↓で確認することができます。

http://btgpool.pro/workers/BTGアドレス

 

この設定で回してみたところ、Palit GTX1060 6GB 1枚構成で平均20Sol/s、消費電力はシステム込みで132Wでした。

以前に試した時はZECとBTGは同じハッシュレートだったのですが、アルゴリズムが変わったのでハッシュレートも変わっていますね。

よかったら皆さんも試してみてください!

2件のコメント

φ(..)メモメモ なるほ←

1060 のリグをどうしようか悩んでいたところでした。

Z9 mini届いて運用中なのですが、そのせいでZECは利益でなくなっちゃって。

モネロの時と違ってハッシュレートの絶対値は変わるんですね。
メモリまわりでASIC耐性つけたようなのでそのせいなんでしょうね。

帰ったら変更してみようっと。

コメントありがとうございます!
Z9 miniいいらしいですね!Z9も出ましたし、さすがにZECはGPUだとキツいですね。
よかったらBTG試してみてください!

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