寒波きていますね。レートには既に寒波が直撃していますが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか?
さて昨年末から運用保守案件の商談を続けていた企業様から受注を頂きました!
この企業様、本業が照明や太陽光事業です、いわば電気のプロですね。海外も含め自社に大きな工場があり、きわめつけは新電力事業もなさっていて、まさにマイニングに最適な環境です!
「マイニング × 新電力」、このワードだけでかなりテンションが上がってしまいます(笑)
まずは10リグから。「今後も広げていきたいので、構築は自社で行いたい」とのご要望を頂いたため構築はお任せし、弊社はethOSのセットアップ~運用保守を担当します。
今月はもうマイニング関連のパーツ、特にGPUは枯渇しどこにもない状態です。パーツの調達には大変ご苦労なさったようです。作業予定日の本日までに8リグ分も揃えて頂きました。
ということで某県へ出張です。明日だったら東海地方も雪の予報になっており行けなかったかもしれません。
ご挨拶もそこそこに工場へ。そこには既に構築された8リグがありました!
この時期にこんなにパーツが揃っているなんて、改めてビックリしました。代表のマイニングへの意気込みが伝わってきます。
マイニング用フレームをお使いのようで、きれいに構築されていました。一部給電方法に改善の余地があったため、そこはお伝えして改めて組み直して頂くことになりました。
現時点では各リグ4GPUくらいまでは回せるので、ethOSをセットアップしたものから回していきます。管理はもちろんethConfigを使います。
VPNでリモートアクセスできる環境もご用意頂いたので、リモートで起動することも想定しWake On Lanのテストをしてみたところ、起動しない。。。
マザーはBIOSTARの「TB250-BTC」です。以前に自宅で試したときは何も設定しなくても動いたような。記憶が定かではありませんが。
BIOSを見てみるとそれらしき項目がありました。
AdvancedメニューからACPI Settingを選択して、「PME Wake up from S5」をEnableにしたところWake On Lanできるようになりました!
このS5ってなんだろうと思い、帰ってからググってみたのですが、スリーピング・ステートというものでS5は「完全な電源オフ。ただし、マザーボードを経由してデバイスへの給電は行われている」の状態ということらしいですね。
出典:Wake On LANでコンピュータを起動する (1/2)
ともあれ、マイニング環境や構築内容を拝見し一通り稼働も確認できました。残りのリグはパーツが揃って構築頂いた段階で遠隔でセットアップするということになり、工場を後にしました。あ、WOLだけはBIOS設定して頂く必要がありますね。。。
本格稼働は2月スタートですね。今後の海外展開なども期待しつつ、しっかり運用保守させて頂きます!
まだまだ運用保守案件をお受けしていますので、ぜひご相談ください!
自作冥利、構築冥利につきるというか、楽しそうですね。個人と違い資金はある程度潤沢にあるでしょうし、みているだけでわくわくしそうですね。ところで、運用に当たり、より多くのハッシユを出せるように、OCとかMODとかはやられるんでしょうか、それとも定格でノーマルで稼働させるんでしょうか、なんか興味をそそられました。
コメントありがとうございます!
OCやMODはせず定格運用です。
事業投資の場合はダウンタイムが最短になるように、安定運用を最優先にすべきと考えています!
自己責任の範囲でなら設定を追い込んで高ハッシュレートを目指すのもまた楽しいですよね(笑)
写真にある補助電源用の白い8pinケーブルが気になる。Amazonで買えますか
コメントありがとうございます!
コルセアのケーブルセットですね、こちらの記事の下段にAmazonのリンク貼ってありますのでよかったらどうぞ!